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倉橋 節也教授

Setsuya Kurahashi

研究内容

研究分野

人工知能・システム技術の社会・経営応用
知能情報学・経営情報学・社会経営シミュレーション・感染症モデル・社会ネットワーク・シリアスゲームなど

略歴

  • 計測・制御システム関連の民間企業に勤務しながら大学で学び,その後教員へ
  • 1995年 放送大学教養学部産業と技術専攻卒業
  • 1998年 筑波大学大学院経営・政策科学研究科経営システム科学専攻 修士(経営システム科学)
  • 2002年 筑波大学大学院経営・政策科学研究科企業科学専攻 博士(システムズ・マネジメント)
  • 2006年 筑波大学大学院ビジネス科学研究科助教授
  • 2007年 筑波大学大学院ビジネス科学研究科准教授
  • 2009年 University of Groningen(オランダ)客員研究員
  • 2009年 University of Surrey(英国)客員研究員
  • 2010〜2012年 科学技術振興機構 研究開発戦略センター 特任フェロー(兼務)
  • 2015年 University of Groningen(オランダ)客員研究員
  • 2016年 筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授

学生へのメッセージ

経営戦略や組織改革において、情報分析とモデル構築は欠かせません。経営資源やサプライチェーンのみならず、関与する人間を含めて分析しモデル化するための新しい手法として、人工知能研究におけるエージェントモデル・データマイニング・最適化技術などが、社会科学、人間科学、数理科学、情報学を融合する最新技術として注目されています。社会が複雑さを増し、経営にとって有用な情報を発見することはますます困難になっています。人工知能をベースに経営・社会を解明する新しい領域を、ともに切り拓いて行きたいと考えています。

担当科目

  • 博士前期課程:人工知能とビジネス情報分析/ビジネスゲーム/社会シミュレーション
  • 博士後期課程:複雑システム論/知能情報システム

指導論文表題

博士学位論文

  • 遍在的なコラボレーションのための基礎研究
  • 日本型雇用システムにおける新規学卒者採用市場の構造分析
  • ノンパラメトリック手法を用いた金融危機発生メカニズムの解明に関する研究
  • Stable Fitting of Nonparametric Models to Predict Complex Human Behaviors
  • (複雑な人間行動を予測するための ノンパラメトリック・モデルの安定した適合)
  • スノーボール調査とネットワーク分析に基づくエージェントベース普及モデル
  • 市町村の情報システム経費に関する研究
  • 金融機関の破綻連鎖とシステミックリスク指標の研究
  • Urban Dynamics Modeling Scheme Considering Residents’ Daily Travel and Street Activeness
  • (居住者の交通行動と街のにぎわいを考慮した都市動態モデリング手法)
  • 動的なセルフサービス技術受容モデルに関する研究

修士論文

  • エージェントアプローチによる温室効果ガス取引制度の分析
  • エージェントアプローチによる新規学卒者採用市場の研究
  • 実数値GAを用いたモデル推定における変数選択手法の提案
  • シミュレーションによる官製談合の分析
  • Social Bookmarkにおけるユーザの情報整理の個性にマッチした情報推薦手法
  • 口コミ効果における社会ネットワークの影響の研究
  • 市町村の情報システムの費用分析
  • オンライン市場における同調行動と価格形成
  • 複雑二重ネットワークモデルによる知識教授シミュレーションに関する研究
  • 時系列データマイニングによる顧客定着率の分析
  • 規範モデルを用いた複数組織デザインの研究
  • 空港におけるセルフサービス機器利用普及のシナリオ分析
  • にぎわい施設配置と交通施策を考慮した都市動態シミュレーション
  • 肥満現象と社会規範のダイナミクス
  • システミックリスクを低減するセーフティネットの研究
  • 情報掲載サイトのコンテンツ順序決定評価モデル
  • 高頻度取引が市場に与える影響の分析
  • 警報に着目した熟練技能抽出手法の研究
  • フォールトラインが組織の成果に及ぼす影響
  • クラウドソーシングを活用したアイデア投稿サイトのデザイン
  • エージェントシミュレーションによるトラック配送業の多重下請け構造の研究
  • クラウドファンディング市場における信頼性の影響分析
  • エージェントシミュレーションによる農業経営の持続性検討
  • 組織パフォーマンスにおける紐帯の非対称性
  • 公開財務情報を利用した機械学習による監査リスク分析手法に関する研究
  • 人工市場モデルを用いたプラットフォーム戦略に関する研究
  • M&Aにおける適切な買収プレミアム算出のためのゲーミングシミュレーション開発と実践
  • エージェント強化学習によるダイナミックプライシングを用いたシェアサイクル運用システムの研究

所属学会

人工知能学会,計測自動制御学会,経営情報学会,日本シミュレーション&ゲーミング学会,電子情報通信学会,日本鉄鋼協会,IEEE,ESSA他

著書・論文

主な著書

  • 社会シミュレーション 世界を「見える化」する,共同執筆,東京電機大学出版局,2017
  • New Frontiers in Artificial Intelligence, S. Kurahashi, Y. Ohta, S. Arai, K. Satoh, D. Bekki(Eds.), Lecture Notes in Artificial Intelligence, Springer, 2017
  • Innovative Approaches in Agent-Based Modelling and Business Intelligence, S. Kurahashi, H. Takahashi(Eds.), Springer, 2018

主な論文

  • 倉橋節也, 南潮, 寺野隆雄, "逆シミュレーション手法による人工社会の分析", 計測自動制御学会, Vol.35, No.11, pp.1454-1461, 1999
  • 寺野隆雄, 倉橋節也, "エージェントシミュレーションによる社会的インタラクションの分析", 組織科学, Vol.34, No.2, pp.23-35, 2000
  • 倉橋節也, 寺野隆雄, "エージェントシミュレーションと人工社会・人工経済", 人工知能学会誌, 15巻6号, pp.966-973, 2001
  • 倉橋節也, 寺野隆雄, "エージェントシミュレーションによる共同分配規範モデル", 電子情報通信学会, Vol.J-84-D1, No.8, pp.1160-1168, 2001
  • 倉橋節也, 寺野隆雄, "学習分類子システムを用いたプロセス時系列のアクティブマイニング", 人工知能学会, Vol.17, No.5, pp.638-646, 2002
  • 倉橋節也, 勝又勇治, 寺野隆雄, "ベイジアン最適化手法と分布推定アルゴリズムの動向", 人工知能学会誌, 18巻5号,pp487-494, 2003
  • 倉橋節也, "歴史をシミュレーションする 中国における科挙・家族・文化資本の関係", コンピュータソフトウェア, vol. 25, no. 4, pp. 252-260, 2008
  • "現場ニーズからみた運転支援のあり方", 共同執筆, 月刊計装, 2009.4
  • Setsuya Kurahashi, "Discovery of Family Tradition with Inverse Simulation", Agent-Based approached in Economic and Social Complex Systems V(Eds, T. Terano, H. Kita, S. Takahashi, H. Deguchi),Agent-Based Social Systems, Vol. 6, pp. 181-192, 2009
  • Setsuya Kurahashi, Masato Ohori, "Analysis of greenhouse gases trading system using conversations among stakeholders", International Journal of Computer Applications in Technology, Vol. 38, No. 4, pp. 274-282, 2010
  • 瀬之口潤輔, 倉橋節也,"不良債権の要因解明に関する変数選択法および推定モデルの比較", 経営情報学会誌, Vol. 21, No. 4, pp. 279-294, 2013
  • 森敬子, 倉橋節也, "エージェントベースシミュレーションによる新規学卒者採用市場における学生行動の分析", 経営情報学会誌, Vol.22 No.1, pp.1-23, June 2013
  • 小野吉昭, 倉橋節也, "市町村の情報システムの費用分析", 経営情報学会, Vol.22, No.3, pp.183-203, 2013
  • 國吉啓介, 倉橋節也, "複雑二重ネットワークモデルによる知識教授シミュレーションに関する研究", 計測自動制御学会, Vol.49, No.11, pp.1004-1011, 2013
  • Setsuya Kurahashi, Muneyoshi Saito, S, "Informative and Normative Effects Using a Selective Advertisement", SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration, Vol.46, No.2, pp.76-82, 2013
  • 白川貴久, 倉橋節也, "個人毎のタグ空間の類似性にもとづく協調フィルタリング手法", 計測自動制御学会, Vol.50, No.2, pp.109−117, 2014
  • 瀬之口潤輔, 倉橋節也, "集団学習を用いた銀行株のレジーム変化に影響を与える指標抽出", 経営情報学会, Vol.23 No.4 pp.295-311, 2015
  • Takashi Yoshida, Setsuya Kurahashi, "Snowball Sampling Analysis of Viral Marketing Campaigns Targeting Market Mavens", Agent-based Social Systems, Volume 13, pp 189-204, 2015
  • 永井秀幸,倉橋節也, "賑わいが街を変える - 立ち寄り施設と都市動態モデリング-", 人工知能学会論文誌, p.D-G26_1-10, 2017
  • 上田圭一,倉橋節也:なぜ有人カウンタに行ってしまうのか-セルフサービスチェックイン機器利用の意思決定メカニズム,日本シミュレーション&ゲーミング学会誌, Vol. 24, No. 2, pp. 1-15, 2017
  • 吉田敬志, 倉橋節也, “スノーボール調査とネットワーク分析に基づくエージェントベース普及モデル”, 日本シミュレーション&ゲーミング学会誌, Vol. 24, No. 2, pp. 17-28, 2017
  • 橋本守人, 倉橋節也, "資金取引ネットワークモデルに基づく連鎖破綻リスク分析", 人工知能学会論文誌, Vol. 32 (2017) No. 5 p. B-H21_1-9, DOI:http://doi.org/10.1527/tjsai.B-H21, 2017
  • 倉橋節也, "エボラ出血熱に対するエージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーション", 日本シミュレーション&ゲーミング学会誌,, 26(2), 52-63, 2017
  • Keiichi Ueda, Setsuya Kurahashi, "Agent-BasedSelf-Service Technology Adoption Model for Air-Travelers: Exploring Best Operational Practices", Frontiers in Phisics, February 2018, 6(5), doi: 10.3389/fphy.2018.00005, 2018
  • 永井秀幸, 倉橋節也, "コンパクトシティへ向けた処方箋 - 賑わい醸成とトラムの導入 -", 電子情報通信学会論文誌D, 早期公開, DOI: 10.14923/transinfj.2019JDP7020, 2019
  • 倉橋節也, 小野功, "隠れマルコフモデルとエリアセンシング手法を用いた未知の異常データ検出", 日本鉄鋼協会論文誌「鉄と鋼」, 106 巻 2 号 p. 91-99, 2020
  • 熊田ふみ子, 倉橋節也, "多様性が組織の成果に及ぼす影響―フォールトラインによる考察―", 経営情報学会, Vol. 28, No. 4, pp. 189–209, 2020
  • 倉橋節也, "新型コロナウイルス (COVID-19)における感染予防策の推定", 人工知能学会, 35巻3号 p. D-K28_1-8, 2020

受賞歴

  • 人工知能学会第12回全国大会論文集,大会優秀論文賞受賞, 倉橋節也, 南潮, 寺野隆雄, 1997
  • 経営情報学会, 2014年度論文賞,「市町村の情報システムの費用分析」, 小野吉昭, 倉橋節也, 2014
  • 筑波大学, 2017年度 Best Faculty Member, 倉橋節也, 2018
  • 日本シミュレーション&ゲーミング学会論文賞, 倉橋節也, 2018
  • 計測自動制御学会システム・情報部門貢献表彰, 倉橋節也, 2018
  • 計測自動制御学会システム・情報部門論文賞, "How Do Children Learn and Teach? In-Class Collaborative Teaching Simulation on the Complex Doubly Structural Network" 國吉啓介, 倉橋節也, 2018
  • Best Research Paper Award, "An Agent-Based Infectious Disease Model of Rubella Outbreaks", 13th International Conference on Agents and Multi-Agent Systems:Technology and Applications, KES International, Setsuya Kurahashi, 2019

ホームページ

http://www.u.tsukuba.ac.jp/~kurahashi.setsuya.gf/

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