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立本 博文

Hirofumi Tatsumoto

教授

学位

  • 修士(経済学・東京大学)
  • 博士(経済学・東京大学)

研究分野

経営戦略論、技術経営論、国際経営論

企業の国際競争力構築に興味を持つ。近年はオープン標準戦略やプラットフォーム戦略を研究。

(参考)インタビュー記事
・「Tsukuba Future 」
#031:成功する企業経営のセオリーを科学する

・「MUGENDAI」
オープン・イノベーションが世界の産業や企業の勢力図を変える(前・後編)

・「テレスコープマガジン」 No.005 (2013年9月)
ビジネスの「インターフェイス」をデザインする:世界で進行するオープンイノベーション

略歴

  • 1998年 東京大学経済学部卒
  • 2002年 東京大学大学院経済学研究科(博士課程退学)
  • 2002年 東京大学先端科学技術研究センター助手
  • 2004年 東京大学経済学部ものづくり経営研究センター助教
  • 2009年 兵庫県立大学経営学部准教授
  • 2010年 MIT客員研究員(Sloan school of management)
  • 2012年 筑波大学ビジネスサイエンス系准教授
  • 2016年より現職

学生へのメッセージ

社会や企業の役に立つのが経営学の本質です。現実の問題ですから、容易の答えが出ることは少ないです。しかし、それに挑戦し、解を一緒に見つけていきましょう。

ゼミは博士院生と修士院生いっしょで行います。事例分析・統計分析どちらもやります。論文購読(英語論文)では活発な議論を期待します。

担当科目

(修士)

  • 経営戦略論
  • 技術経営論
(博士)
  • 経営戦略総論

指導論文表題

  • トレードオフのジレンマを発生させる経営戦略・企業の戦略的提携の成否に関する研究
  • グローバルニッチトップ企業を生むメカニズムー高知県紙産業の比較事例研究・製薬産業における産学共同研究の実証分析
  • ものづくり企業のデザイン・マネジメントによるブランド駆逐戦略の研究

所属学会

組織学会、国際ビジネス研究学会(『国際ビジネス研究』編集委員)、多国籍企業学会、研究技術研究学会、日本知財学会(理事)

著書・論文

著書

  • 『オープン・イノベーション・システム-欧州における自動車組込みシステムの開発と標準化』(晃洋書房, 2011, 共著).

論文等

  1. 芳賀裕子・立本博文「M&Aの効果と多角化戦略との関係に関する文献サーベイ」『赤門マネジメント・レビュー』 No.15(3), pp.109-166, 2016.
  2. 片岡千保・立本博文「グローバルニッチトップ企業を生むメカニズム-高知県紙産業の比較事例研究-」『イノベーション・マネジメント』 No.13, pp.69-87, 2016.
  3. 立本博文「戦略的標準化:国際標準化の戦略的活用」『知財管理』Vol.64,No.4, pp.498-510, 2014年4月. .
  4. Tatsumoto, H., Ogawa, K. and Shintaku, J. "Strategic standardization: Platform business and the effect on international division of labor," Annals of Business Administrative Science, Vol.10, p.13-26, 2011.
  5. 立本博文「グローバルスタンダード、コンセンサス標準化と国際分業:中国のGSM携帯電話の事例」『国際ビジネス研究』第3 巻, 第2 号, 81-97頁, 2011.
  6. 高梨千賀子・立本博文・小川紘一「標準化を活用したプラットフォーム戦略-新興国市場におけるボッシュと三菱電機の事例-」『国際ビジネス研究』第3 巻, 第2 号, 61-79頁, 2011.
  7. 後藤正博・徳田昭雄・立本博文「車載通信ネットワークの標準化の動向-FlexRayとMOSTを中心に-」『社会システム研究』第23号, 159-173頁, 2011.
  8. 立本博文・高梨千賀子「標準規格をめぐる競争戦略-コンセンサス標準の確立と利益獲得を目指して-」『日本経営システム学会誌』Vol.26, No.2, 67-81頁, 2010.
  9. 立本博文・小川紘一「欧州のイノベーション政策:欧州型オープン・イノベーション・システム」『赤門マネジメント・レビュー』Vol.9, No.12, 849-872頁, 2010.
  10. Park, Y., Ogawa, K., Tatsumoto, H. and Hong, P. "The Impact of Product Architecture on Supply Chain Integration: A Case study of NOKIA and Texas Instruments," International Journal of Service Operation and Management, Vol. 5, No. 6, pp.787-798, 2009.
  11. Tatsumoto, H. and Ogawa, K. "The effect of technological platforms on global supply chains: A case study on Intel’s platform business in PC industry," International Journal of Service Operation and Management, Vol. 5, No. 6, pp.799-816, 2009.
  12. 富田純一・立本博文・新宅純二郎・小川紘一「ドイツに見る産業政策と太陽光発電産業の興隆:欧州産業政策と国家特殊優位」赤門マネジメントレビュー, Vol.9, No.2, 61-88頁, 2009.
  13. 立本博文「国家特殊的優位が国際競争力に与える影響−半導体産業における投資優遇税制の事例−」『国際ビジネス研究』第1 巻, 第2 号, 59-73頁, 2009.
  14. 立本博文・許経明・安本雅典「知識と企業の境界の調整とモジュラリティの構築:パソコン産業における技術プラットフォーム開発の事例」『組織科学』第42巻, 2号, 19-32頁, 2008.
  15. 立本博文「ソフト開発プロセスモデルと製品属性」『赤門マネジメント・レビュー』Vo.1, No.4, 303-336頁, 2002.

総説

  1. 立本博文「日本に必要な「イノベーションのためのイノベーション」とは何なのか?」日産財団研究報告書
  2. 立本博文「プラットフォーム企業の競争戦略」東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー, No.369,pp.1-33, 2012.
  3. 立本博文「オープン・イノベーションとビジネス・エコシステム:新しい企業共同誕生の影響について」『組織科学』第45巻, 2号, 60-73頁, 2011.
  4. 立本博文「競争戦略としてのコンセンサス標準化」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.346, 2011.
  5. 立本博文「大規模大規模イノベーションとコンセンサス標準:自動車電子システムの標準化の事例」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.306, 2010.
  6. Tatsumoto, H., Ogawa, K. and Shintaku, J. "Standardization, International Division of Labor and Platform Business," MMRC Discussion Paper, University of Tokyo, No.307, 2010.
  7. 立本博文「複雑性増大と国際分業・国際競争力への影響:欧州型オープンイノベーション・システムの事例」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.311, 2010.
  8. 立本博文・小川紘一・新宅純二郎「オープン・イノベーションとプラットフォーム・ビジネス」『研究 技術 計画』Vol.25, No.1, 78-91頁, 2010.
  9. 立本博文・小川紘一・新宅純二郎「プラットフォームビジネス:新しい産業環境・国際分業・国際競争力」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.321, 2010.
  10. 立本博文「設計進化のダイナミクス:複雑システムのアーキテクチャ研究の流れ」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.332, 2010.
  11. 立本博文「複雑システムの設計進化:ソフトウェアのアーキテクチャ変化の測定」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.333, 2010.
  12. 立本博文「国家特殊的優位が国際競争力に与える影響:半導体産業における各国税制の事例」『立命館大学イノベーションマネジメント研究センターディスカッションペーパ』No.2, 2009.
  13. 立本博文「製品アーキテクチャが分業構造に与える影響と国際競争力の分析:液晶テレビの事例」『中国経営管理研究』第8号, pp.23-53, 2009.
  14. 立本博文・小川紘一「欧州のイノベーション政策:欧州型オープン・イノベーション・システムの構築」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.281、2009.
  15. 立本博文「GSM携帯電話①標準化プロセスと産業競争力―欧州はどのように通信産業の競争力を伸ばしたのか―」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.191, 2008.
  16. 朴英元・文桂完・立本博文「製品アーキテクチャ視点からの韓国移動通信:産業の成功要因と企業戦略」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』 No.195, 2008.
  17. 立本博文「GSM携帯電話② 特許問題―欧州はどのように通信産業の競争力を伸ばしたのか―」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.197, 2008.
  18. 立本博文「GSM 携帯電話③ アーキテクチャとプラットフォーム―欧州はどのように通信産業の競争力を伸ばしたのか」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.204, 2008.
  19. 稲垣雄史・立本博文「深層の競争力を構築する組織能力-品質工学からみた統合型設計・製造システム-」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』 No.210, 2008.
  20. 富田純一・立本博文 「半導体産業における国際標準化戦略-300mmウェーハ対応半導体製造装置の事例-」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.222, 2008.
  21. 許経明・今井健一・立本博文「技術プラットフォームと製品プラットフォームの市場化-中国携帯電話産業のケース-」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.225, 2008.
  22. 立本博文「制度による技術伝播の促進―1990年代の半導体産業の事例―」『東京大学ものづくり経営研究センター ディスカッションペーパー』No.235, 2008.
  23. 新宅純二郎・立本博文・善本哲夫・富田純一・朴英元「製品アーキテクチャ論による技術伝播と国際分業の分析」『一橋ビジネスレビュー』 2008年秋号、42-60頁、一橋大学イノベーション研究センター, 2008.
  24. 立本博文・高梨千賀子「コンセンサス標準(シリーズ2)コンセンサス標準をめぐる競争戦略」『知財プリズム』No.72, 186-200頁, 経済産業調査会, 2008.
  25. 立本博文・小川紘一・新宅純二郎「技術の収益化のための国際標準化とコア技術管理」『日本知財学会誌』第5巻, 第2号, 4-11頁, 2008.
  26. 新宅純二郎・善本哲夫・立本博文・許経明 「中国液晶テレビメーカーの実態と企業戦略―中国企業2社の事例」『赤門マネジメント・レビュー』Vo.6, No.2, 543-576頁, 2007.
  27. 立本博文「PCのバス・アーキテクチャの変遷と競争優位:なぜ互換機メーカは、IBMプラットフォームを乗り越えられたのか?―IBMがPFリーダシップを失うまで―」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.163、2007.
  28. 立本博文 「PCのバス・アーキテクチャの変遷と競争優位―なぜIntel は、プラットフォーム・リーダシップを獲得できたか―」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.171, 2007.
  29. 福澤光啓・立本博文・新宅純二郎「ファームウェア・アーキテクチャの揺れ動きとその要因-デジタル複合機の事例-」『東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパー』No.89, 2006.
  30. 立本博文 「ものづくり戦略論とアーキテクチャ -ソフトウェア・アーキテクチャの測定と分析-」 SEC Journal, No.3, 22-29頁, (独)情報処理推進機構, 2005.

Book Chapter(書籍の章)

  1. 立本博文・高梨千賀子・小川紘一「部品メーカーの標準化とカスタマイズ――自動車用ECU事業の中国市場展開の事例」 所収 天野倫文・新宅純二郎・中川功一・大木清弘 編著『新興国市場戦略論――拡大する中間層市場へ・日本企業の新戦略』有斐閣,第11章(pp.235-261), 2015.
  2. 立本博文「国際事業モデルのイノベーション」所収 諸上登・藤澤武史・嶋正『国際ビジネスの新機軸』同文館出版, 2015, pp.21-42.
  3. 立本博文「台湾ODM産業とプラットフォーム・ビジネス」所収 長内厚・神吉直人『台湾エレクトロニクス産業のものづくり』白桃書房, 第4章, 2014.
  4. 立本博文「半導体産業における投資優遇税制」所収 長内厚・神吉直人『台湾エレクトロニクス産業のものづくり』白桃書房, 第10章, 2014.
  5. 立本博文「アーキテクチャ研究再考」所収 藤本隆宏編『「人工物」複雑化の時代』有斐閣, 第4章(133-168頁), 2013.
  6. 立本博文・高梨千賀子「標準規格をめぐる競争戦略 -コンセンサス標準の確立と利益獲得を目指して-」所収 渡部俊也 編『「知的資産経営総括寄付講座」シリーズ1巻 ビジネスモデルイノベーション』白桃書房,2章(13-48頁), 2011.
  7. 立本博文・小川紘一・新宅純二郎「グローバル市場獲得のための国際標準化とビジネスモデル」所収 渡部俊也 編『「知的資産経営総括寄付講座」シリーズ2巻 グローバルビジネス戦略』白桃書房, 4章(105-137頁), 2011.
  8. 富田純一・立本博文・新宅純二郎・小川紘一「ドイツにみる産業政策と太陽光発電産業の興隆―欧州産業政策と国家特殊優位―」『「知的資産経営総括寄付講座」シリーズ2巻 グローバルビジネス戦略』白桃書房, 6章(193-225頁), 2011.
  9. 小川紘一・立本博文「欧州における産学官連携の成立経緯と現状:欧州型オープン・イノベーションの構造と成立経緯」所収 徳田昭雄・立本博文・小川紘一 編著『自動車電子システム』第1章(55-87頁), 晃洋書房, 2011.
  10. 徳田昭雄・立本博文「バリュー・ネットワーク・レベルのオープン・イノベーション:コンセンサス標準の確立過程におけるコンソーシアム間の調整」所収 徳田昭雄・立本博文・小川紘一 編著『自動車電子システム』 第3章(108-136頁), 晃洋書房, 2011.
  11. 立本博文・富田純一・藤本隆宏 「プロセス産業としての半導体産業」所収 藤本隆宏, 桑嶋健一 編著『日本型プロセス産業-アーキテクチャと製品開発の視点』, 第6章(206-251頁), 有斐閣, 2009.
  12. 立本博文「台湾企業と米国企業のモジュラー連携―台湾マザーボード・ノートパソコンとインテル―」所収 新宅純二郎・天野倫文編著『ものづくり国際経営』有斐閣, 第9章(209-231頁), 2009.
  13. Tatsumoto, H., Ogawa, K. and Fujimoto, T. "Platforms and the international division of labor: A case study on Intel's platform business in the PC industry", in Gawer, A. (ed.) Platform, Markets and Innovation, Edward Elgar, Chap.14, 2009.
  14. 立本博文・高梨千賀子「コンセンサス標準をめぐる競争戦略」新宅純二郎、江藤学編著『コンセンサス標準戦略』日本経済新聞出版社,第2章(36-84頁), 2008.
  15. 立本博文「ソフトウェア」収所 藤本隆宏編著『ものづくり経営学―製造業を超える生産思想』光文社, 第3部8章(385-404頁), 2007.
  16. 立本博文「ゲームソフトとソフトウェア開発プロセス」収所 新宅純二郎・柳川範之・田中辰雄編著『ゲーム産業の経済分析―コンテンツ産業発展の構造と戦略』東洋経済新報社, 第10章(235-258頁), 2003.
  17. 立本博文「製品タイプと開発プロセスの適合性」 収所 新宅純二郎・柳川範之・田中辰雄編著『ゲーム産業の経済分析―コンテンツ産業発展の構造と戦略』東洋経済新報社、第11章(259-288頁), 2003.

外部資金受入状況

  1. 基盤研究(C): プラットフォーム企業の技術ポートフォリオと市場成果分析, 文部科学省科学技術研究費, 2016-2018年度(単独)
  2. 研究題目『日本に必要な「イノベーションのためのイノベーション:とは何なのか?」日産科学財団 2012年度産業・技術研究助成, 2013年4月-2014年3月(研究代表者)
  3. 若手研究(A): グローバルなビジネス・エコシステムにおけるプラットフォーム競争戦略の成功要因, 文部科学省科学技術研究費, 2013-2015年度.(単独)
  4. 若手研究(A):大規模イノベーションにおける国際競争力構築メカニズム, 文部科学省科学技術研究費, 2010-2012年度.(単独)

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