開設授業科目

各科目は、原則として1学期完結形式もしくは、集中講義形式で開講されます。
各科目は、原則として1科目あたり1単位です。

02 専門科目

「専門科目」はそれぞれのテーマに関する専門的内容を講義する科目です。各自の研究テーマや履修計画に応じて必要な科目を履修します。

授業科目 授業概要
トップレクチャーI 民間企業,教育・研究機関,官公庁,国際機関等のトップ・マネジャーを講師に迎えて,現実の企業や社会システムにおける諸問題の解決方法やトップマネジメント戦略の構築並びに実践方法などについての講義を行う.
トップレクチャーII トップレクチャーIに続いて,民間企業,教育・研究機関,官公庁,国際機関等のトップ・マネジャーを講師に迎えて,現実の企業や社会システムにおける諸問題の解決方法やトップマネジメント戦略の構築並びに実践方法などについての講義を行う.
ビジネスゲーム 企業経営を,企業戦略,購買,生産,物流,マーケテイング,営業,研究開発,財務,会計等の諸機能分野から構成されるシステムとして理解し,情報の収集・分析を通して,統合的視点から経営の意思決定を合理的に行う能力を修得する.
消費者行動 マーケティング戦略上の諸課題との関連性を意識しつつ,マーケティング対象となる市場を構成する消費者の選好構造や行動を分析するための枠組み,方法に関する代表的な理論やモデルを概説する.具体的には,消費者行動を規定する外部環境要因,個人差要因,認知・態度・行動などの購買意思決定プロセスなどに関する研究成果を検討し,消費者行動の測定方法や分析アプローチを学習すると共に,事例などを通じて,企業の具体的なマーケティング戦略への展開方法を議論する.
現代マーケティング論 地球環境問題への対応,CSR,顧客関係性の構築等,現代マーケティングにおける重要なテーマを取り上げる。具体的には、法規制,市場構造,競争環境等,企業のマーケティングをとりまく社会環境の変化を整理すると共に、市場構造や競争環境を分析するための枠組みや方法に関する代表的な理論やモデルを概説する。その上で、企業のマーケティングのあり方と展開方法について議論を行う。
マーケティングリサーチ マーケティング意思決定における諸問題を,市場や顧客に関するデータと論理に基づいて科学的に捉えるための基本的な考え方と具体的な方法を概説する.講義では,市場や顧客データの収集や分析,伝達といったマーケティングリサーチ技法について説明する.
マーケティングサイエンス マーケティング意思決定における諸問題を,市場や顧客に関するデータを用いて科学的に捉えるための技術について学ぶ.特に,統計的手法を用いたマーケティングデータの解析法を解説し,その内容に関して実際に演習してもらうことで,マーケティングにおけるデータ分析の実際を体得してもらう.
経営戦略論 経営戦略論の基礎的な内容について学習する.
加えて,技術戦略や競争戦略に関する主要理論・概念および分析フレームワークについて検討した上で,最新の理論について概説する.
経営組織論 経営組織論には, (1)組織を意思決定過程の連鎖と見る近代組織論, (2)組織における人間行動を見るミクロ組織論, (3)組織とそれを取り巻く環境の適合関係を見るマクロ組織論がある.本講義では,これらについて,講義と輪読を組み合わせて全般的に学習する.さらに,いくつかのトピックを取り上げて,クラス全体で討議を行い,理論,および理論と実践とのつながりについての理解を深める.
組織文化とリーダーシップ 近年,企業を取り巻く環境は激しく変化してきている.その中で企業が存続・成長していくためには,経営組織の絶えざる革新をしなくてはならない.そのためには何をなすべきか.本講義では,組織文化やリーダーシップを主な切り口として,関連する国内外の文献を輪読し,理解を深める.
人的資源管理 HRM理論を概観した後,HRM実践が組織構成員や組織パフォーマンスにどのような影響を与えるのかを実証的に明らかにする.具体的には,個々人への影響としては組織コミットメントやコンピテンシー等の内容を取り上げ,組織パフォーマンスの観点からは,ベストプラクティスや人的資源管理施策間の相互補完性や相乗効果の有効性を考察する.
インベストメントサイエンス 本講義では,ポートフォリオ選択理論の基礎となる平均分散アプローチおよびマルコビッツモデルとその周辺理論について学習する.また,CAPM(キャピタルアセットプライシングモデル)や一般的なキャッシュフロー推定法について解説し,投資の意思決定に必要な基本ツールを習得する.
ファイナンス工学 オプション価格付けおよびヘッジ理論について概説する.理論的な厳密性よりも,数値計算等を用いた直感的な理解を念頭に,無裁定価格評価手法の基本概念を習得する.また,連続時間設定におけるブラック・ショールズ方程式・公式やオプションヘッジ問題について解説する.
金融リスク分析 マーケットリスク,クレジットリスク,オペレーショナルリスクなどの金融リスクを計量化するための種々のモデルと,関連するデータ解析手法,デリバティブ評価の理論,リスクヘッジ手法について解説する.
財務会計 資本市場と株式会社を結びつけるコミュニケーション媒体としての財務報告書の役割について理解するとともに,国際会計基準委員会が主導する会計統一化の方向にしたがって国際的な会計の動向を講義する.
技術経営論 技術経営論は、製造業の国際競争力の低下を契機に、現実の要請から生まれた学問領域である。その内容は、製造業における多様な経営上の問題に対して、実務的・現実的な解法を探ることにある。競争力獲得のためには、どのような戦略(もしくは戦略的思考)が必要なのかを学習する。
本講義では、主にイノベーション、オープン化・標準化、デジタル化、グローバリゼーションとビジネスモデルについて、講義と輪読を組み合わせて全般的に学習を行う。
最適化モデル ビジネス上の様々な問題を科学的に捉え,解決する見る目・態度を養うことを目的として,問題を解決するための「科学的な意思決定方法」について学ぶ.特に,最適化に焦点を当て,その基本的なモデルである線形計画モデルを中心に,数理的なものの見方や計画技法を計算機ソフトウェアを利用しながら体得する.
データ解析 様々なビジネスデータを分析するための統計の基礎を学習する.データの分類・要約・可視化,基本統計量,回帰分析,統計的検定や推定の考え方,及び分析結果の解釈などについて,講義と実習を交えながら学習する.
多変量解析 ビジネスデータとしてよく現れる多変量データを分析するための方法として主成分分析,因子分析,判別分析,クラスター分析,数量化などの手法とそれらを利用した分析例について,講義と演習を通して学ぶ.
統計モデル 現在、社会科学諸分野で共分散構造分析(構造方程式モデリング)が広く使用されている。共分散構造分析は回帰分析や因子分析など各種多変量解析をその下位モデルとして包含しており、多変量解析に関する理解を深める意味でも学ぶ意味がある。本講義の内容は、共分散構造分析の理論と実践であり、データ解析実習を繰り返すことで知識を深めていく。また、共分散構造分析のみならず他の統計モデルについても扱う予定である。
計算機科学 計算機によるさまざまな情報処理のドメインについて,基本概念とソフトウェアの実際の両面から学ぶ.キーワード: テキスト処理,マルチメディア,スクリプト,Webアプリケーション,データベース.
オブジェクト指向プログラミング 現在の世の中におけるソフトウェア開発の主流技術であるオブジェクト指向プログラミングについて,Java言語によるプログラミング実習を通じて原理と実際の両面から理解する.キーワード: クラス,インスタンス,インタフェース,継承,ポリモルフィズム.
情報セキュリティ 今日では情報を扱うにはコンピュータシステム/ネットワークなしには考えられない.まずコンピュータシステム/ネットワークセキュリティの視点から要素技術を概観し,それらがセキュリティにおよぼす影響を考える.キーワード:暗号,認証,PKI,コンピュータウィルス,フィッシング,安全性,完全性,可用性.
人工知能とビジネス情報分析 人間の知的行動を,計算機を用いて問題解決に適用する人工知能の基礎理論・応用手法を論ずる.具体的な内容としては,(1)探索問題,(2)クラスタリング・パターン認識,(3)進化的計算手法,(4)学習・デ-タマイニング,などの基礎を学ぶ.講義では,これらの技術を実際のビジネス課題などに適用し,分析・解決のための演習を行う.計算機科学基礎を履修するか,初歩的なUNIXの操作ができることが望ましい.
データマイニング 代表的なデータマイニング・機械学習の手法について演習を交えながら基礎的な概念を学ぶ.具体的な内容としては,Decision Tree Learning, Artificial Neural Networks, Bayesian Learning, Association Rule Learning, SVMなど.
インターネットとビジネス情報分析 インターネット関連のビジネスを進める上で必要な各種事項について基本的な考え方を学ぶ.具体的な内容としては,TCP/IPやWWWなどネットワークに関する基本的技術と,WWWを使ったマーケティングとデータマイニングの関係など.
アルゴリズム 計算機上で実行される演算アルゴリズムについての基本的な用語やデータ構造について解説し,いくかの具体例を紹介する.また,問題の難しさについても概説する.手際良く問題を処理するプログラムを適用するノウハウの土台となるであろう.
テキストマイニング インターネットなど爆発的に増加する情報量の中から必要な情報を探し出すことは,キーワード検索のみでは困難である.そのため,分野分類,概念検索,更には意図理解など,高度な検索技術が開発されつつある.本講義では,様々な高度検索技術の基盤となるアルゴリズムについて紹介する.
ソフトウェア工学 情報システムを構築するためには,企業情報を組織化し,管理し,運用する手法が必要である.本講義では,情報システム開発において必要となるソフトウェア工学の基本的な知識として,開発プロセス,モデル化技術,オブジェクト指向,開発支援ツール,保守発展,テストに関する工学的取組を解説する.
キーワード:開発プロセス,要求分析,分析・設計におけるモデル化技術,検証技法,ソフトウェア発展,プロジェクト管理
社会シミュレーション シミュレーション手法は,自律性と相互作用を考慮するエージェントモデルの登場によって,経営分析や社会行動分析,制度設計などへの応用が進んでいる.本講義では,社会シミュレーションの概念とマルチエージェント手法,人とエージェントが参加するゲーミングシミュレーションなどについて学ぶ.演習では,マルチエージェントモデリング開発環境の演習と,金融市場をモデル化した人工市場を用いて,知的エージェントのモデリングと実装を行う.実際にモデルを作成し動かすことを通して,シミュレーションを実践的に学ぶ.
要求工学 情報システムを構築/改良するに当たって,システムの現状や,あるべき形を定式化する必要がある.本講義では,情報システム開発に関与するステークホルダ分析,現状の課題の抽出,さらに,課題を解決するための手段を探索する手法を紹介する.キーワード: 要求分析,オブジェクト指向分析,ビジネスモデリング,UML.
社会調査法 現実社会の動向を把握する上で社会調査自体の有効性は広く認知されているが,調査の質を規定するその技術的な側面についてはあまり知られていない.講義では,アンケート調査における質問紙作成上の技術に加えて,その前段階である調査フィールドの設定やサンプリング理論,調査仮説を明確化するうえで重要な役割を果たす定性的データの獲得(インタビュー調査等)とデータの統合技法(KJ法),後段階であるデータ解析の基本的技術と分析結果のフィードバックなどについて,様々な事例を通じて理解を得ることを目的とする.
非営利組織マネジメント 政府・市場の失敗を受け,非営利セクターに対する期待が高まりつつある.講義では,わが国における非営利セクターの全体像および国際的な動向を踏まえた上で,社会学的アプローチを通じて非営利セクターの体系的理解を深めることを目的とする.さらに,非営利セクターの発展によってもたらされるであろう社会の可能性と問題点についても検討を行う.
人材育成論 ビジネスの現場で高度な専門性を発揮し、リーダーとして活躍しうる人材をいかに育成するかをテーマとします。今日企業で実施されている人材育成の実践のいくつかには、認知心理学等を基盤として発展してきた成人学習の理論に基づく原理を、その根底に看取することができます。
この授業では、成人学習の理論をベースに、人材開発や組織開発に関する理論をてがかりとして、企業における人材育成の今日的あり方について再考するとともに、人材育成の原理に関する理解を深めることをねらいとします。
企業ガバナンスとマネジメント 企業における株主総・取締役会・経営会議・ディスクロージャ等に関する実務経験を通じ,企業ガバナンスの現状と課題を概説する.併せて,日本経済の長期停滞や社会の閉塞感の背景として考えられる組織パフォーマンスの低下という問題を取り上げ,課題解決能力を高めるための組織マネジメントのあり方を検討する.更にガバナンスとマネジメントの問題を総合し,企業とは何か,国際競争の下で日本企業の経営はいかにあるべきかについて討議する.
プロジェクト・マネジメント プロジェクト・マネジメントは,計画,遂行,監視と制御から構成される活動である.これらのプロジェクトの活動を支援する技術としてPert図,ガントチャート,見積技術,獲得価値分析,メトリクス,プロセス改善などについて学ぶ.
キーワード:PMBOK,CMMI,COCOMOII,FP法
会計情報分析 会計学の先進的な知識をベースに,会計情報が実務のどのような局面で利用されているのかを考察し,会計情報の活用の仕方について実証研究の結果や企業の事例をもとに議論す
る。具体的には,報酬契約・債務契約・証券投資といった局面における会計の機能を理解し,その知識を実務に応用できることを目標とする。
オペレーションズ・リサーチ オペレーションズ・リサーチのさまざまなトピックや応用の中からテーマを選び,基盤となる理論やモデル,ビジネスでの応用事例などを解説する.テーマ例としては,シミュレーション,ゲーム理論,予測,意思決定など.
プログラミング プログラミング未経験者を対象として,プログラミングの概念を学ぶと共に,基本的なソフトウェア構築が行えるようになる.プログラミング入門,プログラミングの概念,ソースプログラム,コンパイル,実行プログラム,変数と式,入力と出力,ループと制御構造,アルゴリズムの概念,基本的なアルゴリズム,アルゴリズムの正しさ,など.
ユーザインタフェース コンピュータと人間の間のインタフェースについて,ユーザモデル,設計手法,実装技術,考慮点などを中心に,評価実験や具体的な実装まで含めて取り上げる.
情報システムとWeb技術 Webシステムやその他の分散システムをはじめとする情報システムを設計し構築する上で必要となるモデル化手法や,実装に使われる言語や技術や技法について,具体例を含めて取り上げる.